2024年10月7日
転換イヤーに見る食糧需給動向と見通し
Food Supply and Demand Trend and Outlook In This Transition Year」
開催レポート
開催報告
去る2024年10月7日にCMEグループとの共催コモディティセミナーを盛況のうちに開催することができました。こちらにその報告をいたします。
今年は『農産物』をテーマとし、特別講師に資源・食糧問題研究所 代表の柴田明夫氏にご登壇いただきました。
当日は、ご来場者・オンライン参加者を合わせ、80名超の方々に参加頂き、商社、ブローカー、穀物メジャー、政府機関の方々など、幅広い企業の方々がいらっしゃいました。オンライン参加では、海外からの参加者も多くいらっしゃいました。
当日の講演の様子をご覧ください。
オープニング
冒頭にCMEグループ エグゼクティブディレクター代表取締役ピーター・イェガー氏 Peter Jaegerよりオープニング挨拶がございました。
講演
特別講演
『世界の食糧需給と日本の食料安全保障」
株式会社 資源・食糧問題研究所代表 柴田 明夫氏
株式会社 資源・食糧問題研究所代表 柴田 明夫氏より「世界の食糧需給と日本の食料安全保障」をテーマとし、農産物市場の需給、地政学リスクや中国の経済対策がアグリビジネスに与える影響、異常気象の問題、日本の食料安全保障の懸念など、多方面から世界の食糧に係る見通しを45分間にわたり、お話いただきました。
講演後にCMEグループの佐藤氏がモデレーターとなり、15分間のQ&Aセッションを行いました。
事前にご登録者より頂いていた質問をはじめ、当日は会場参加者からの質問もあり、柴田氏に回答いただきました。
「直近の中国の買付方針の背景と搾油の見通しについてご意見を聞きたい」
「地球温暖化が食糧生産に与える影響を教えてください」
「人口が伸びていく南西アジアでの食料状況を教えてください」
などのご質問が挙げられました。
「CME Group/CBOTにおける農産物商品の最新動向」
CMEグループ
農産物(コモディティ)商品担当エグゼクティブディレクター
ネルソン・ロー氏 Nelson Low
次に、CMEグループより農産物(コモディティ)商品担当エグゼクティブディレクター ネルソン・ロー氏よりCMEグループの農産物商品のトレンドや、10月14日上場予定のWheat Spread Futuresなどのご案内がありました。
「穀物先物市場:ファンダメンタルズを定量化する」
CQG
プロダクト・スペシャリスト責任者
アンソニー・コーヘン Anthony Cohen
コーヒーブレイクを挟み、続いてCQGプロダクト・スペシャリスト責任者のアンソニー・コーヘンよりCQGプラットフォームを用いたUSDAデータ分析などの説明をいたしました。
「CME FX先物 - FX先物を活用した店頭FXフォワードの代替」
CMEグループ
アジア太平洋地域FX関連商品担当シニアディレクター
シェリーン・リーヴィーヨハン氏 Shereen Lewejohann
続きまして、 CMEグループアジア太平洋地域FX関連商品担当シニアディレクター シェリーン・リーヴィーヨハン氏より、CME FX先物のベネフィットや適合性、 CME FX先物とFX Linkのご案内、 FXのフォワードエクスポージャーを先物契約を使ってどのように再現するかの3点につき、お話をいただきました。
「マクロ経済とマーケットリスク」
CMEグループ
マネージングディレクター兼チーフエコノミスト
エリック・ノーランド氏 Erik Norland
最後に、CMEグループマネージングディレクター兼チーフエコノミストエリック・ノーランド氏よりグローバルなマクロ経済に対する見解と、世界の農産物市場がエネルギー市場に与える影響、また中国の経済情勢などについて共有していただきました。
講演者の皆様、素晴らしい講演、誠にありがとうございました!
懇親会
懇親会では、CQGアジア統括責任者 ベン・ソンBen Soongより簡単にご挨拶をさせて頂きました。
懇親会までご参加くださった皆様にも感謝申し上げます。皆さまのおかげで本セミナーを好評のうちに終えることができました!
参加者の声
多くのご協力・ご指導頂いたCMEグループ東京支社の皆様にも、この場をお借りして感謝申し上げます。
今後、このようなセミナーや多様なアプローチを通し、より多くの方にCQGのプロダクトを知っていただく機会を設けていきたいと考えております。
LinkedIn上では今後もイベント開催、スポンサー、CQG東京支店の最新情報を常にアップデートしていきますので、ぜひフォローしてください!
今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。
CQG Japan
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