本記事では、CQG Integrated Client、CQG QTraderで利用可能な、Order Tickerの使い方について説明します。
Order Tickerは、気配と取引の状況をリアルタイムに表記する分析ツールで、時間に伴う気配と取引の変化を視覚的に捉えることができます。
Order Tickerは画面左上の「Quote」>「Order Ticker」から開くことができます。
Order Tickerの見方
Order Ticker右側に板と気配が表示され、ベストビッド及びベストアスクは常に中央列に表記されます。
約定した買い(売り)注文は、緑(赤)のバックグラウンドと黒い数字で表記されます。
買い(売り)気配は、薄い緑(赤)のバックグラウンドと緑(赤)文字で表記されます。
訂正された買い(売り)注文は、訂正前が緑(赤)の取り消し線と灰の数字、訂正後が薄い緑(赤)のバックグラウンドと緑(赤)文字で表記されます。
キャンセルされた買い(売り)注文は、灰の取り消し線と赤(緑)の数字で表記されます。
ベストビッド及びベストアスクが変わると、バックグラウンドが黒と灰で交互に変化し、またベストビッド及びベストアスクが高く(低く)なるとOrder Tickerウィンドウの端が緑(赤)で描画されます。
実例
① 6枚の売り注文が、38870で約定しました。
② 10枚の買い注文が、38860から38865へ訂正されました。
③ 10枚の買い注文が、38850へ発注されました。
Order Tickerの操作方法
Order Ticker画面上部には、銘柄コード、銘柄詳細名、限月及び気配と取引の閾値(表示させる気配と取引最小枚数)が表示されています。
Order Ticker画面をクリックし、銘柄コードを入力することで銘柄を変更できます。
同じくOrder Ticker画面をクリックし、数字を入力することで、気配と取引の閾値を変更できます。例えば、3,5と入力すると、3枚以上の気配と、5枚以上の取引があった場合のみOrder Tickerに表記されます。